TOPページへ

「写真で見る歴史と変遷」−昭和五十年代

市場が成熟化する中で、量から質へ、モノから心への時代といわれ、消費者のライフスタイルや生活シーンに合わせた高級家具、トータルにデザインされた家具、組み合わせによるコーディネーション家具等が求められる時代を迎えました。

この時期、大手の異業種メーカーが参入する住宅設備に組み込まれる収納家具類は、毎年大幅な伸びを続けてきた反面、一般家具の全国出荷額は、昭和50年以降伸び悩み、川下と呼ばれる「流通販売」力を含めた企業力・商品力による企業間格差の拡大や、産地間競争がますます激化してきました。

徳島市は、地場産業の健全な発展育成をはかるため、昭和54年に(財)徳島市地場産業振興協会を設立。同57年には工芸指導所に代わり木工会館を建設して、指導・支援体制の強化を図りました。
   
 

 
     

 

次は、昭和六十年代の「写真で見る歴史と変遷」→

−徳島の木工−

CDのTOPページに戻る「写真で見る歴史と変遷」の目次に戻る次へ